公益信託JCB東日本大震災に負けない
子どもたちの未来を応援する奨学基金
東日本大震災で被災されたみなさまに謹んでお見舞い申しあげます。
震災による困難にも負けず、未来へ踏み出す子どもたちを応援したい。そんな思いから2011年に公益信託により奨学基金を設立しました。
当基金では、東日本大震災で被災しご両親を亡くされた、小学生から大学、短期大学または専門学校に相当する学校の児童・生徒・学生を対象に、奨学生を募集しています。
これからも続く復興に向け、子どもたちが夢や希望を持って新しい明日を歩んでいけるよう、「子どもたちの笑顔と明るい未来」を応援してまいります。
基金・奨学金概要
1.信託設定趣旨
東日本大震災で被災し両親を失った震災孤児に対して、長期的に奨学資金を給付し、もって社会に有用な人材を育成し、わが国の発展に資する一助とするため、この公益信託を設定するものです。
2.公益信託の名称
「公益信託JCB東日本大震災に負けない子どもたちの未来を応援する奨学基金」
3.事業内容
(1)奨学金の支給
(2)入学祝い金の支給
(3)卒業準備金の支給
- ※
上の(1)~(3)の支給の具体額は、下の「募集要項・申請書」の欄をご確認ください。
4.対象者
東日本大震災で両親を失った小学生、中学生、高校生、大学生又は専門学校生に相当する児童、生徒又は学生の方。
5.奨学金の特徴
この奨学金(入学祝い金・卒業準備金)は返還の義務はありません。
他の奨学金との併給を可とします。
6.事業期間
震災孤児の方が大学または専門学校を卒業するまで。
7.運営委員・信託管理人
-
<運営委員長>
花井 幸二
一般社団法人SBS国際産業人材育成センター 理事長
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<運営委員>
加賀美 尤祥
社会福祉法人山梨立正光生園 理事長
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<運営委員>
白波瀬 佐和子
東京大学大学院農学生命科学研究科 特任教授
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<運営委員>
神成 淳司
慶應義塾大学環境情報学部 教授
-
<運営委員>
西尾 哲茂
元環境事務次官
-
<信託管理人>
吉岡 浩一
小沢・秋山法律事務所 弁護士
8.主務官庁
文部科学省
9.委託者
株式会社ジェーシービー
10.受託者
三菱UFJ信託銀行株式会社
11.設立日
2011年12月22日
12.税制
特定公益信託
13.2023年度の奨学金支給実績
(1)奨学生数
中学生: 1名
高校生: 9名
大学・専門学校生: 25名
計: 35名
(2)支給総額
2023年度は、合計35名の奨学生に対し、総額11,880,000円の奨学金、入学祝い金および卒業準備金の支給を行いました。
募集要項・申請書
2025年度募集要項
当奨学金の申請をご希望の方は、下記をお読みのうえ、所定の書類(後記8項)を、在学する学校経由で、事務局(後記12項)までご提出ください。
記
1.対象となる児童・生徒・学生
東日本大震災で被災し、保護者であるご両親が死亡または行方不明になった震災孤児である小学校、中学校、高等学校、大学、短期大学または専門学校に相当する学校に在学している児童・生徒・学生
- ※
ご両親の離別または死別により、震災前から保護者がお一人の場合で、当震災によりその保護者が死亡または行方不明になられた場合も対象となります。詳細は、後記12の事務局までお問い合わせください。
- ※
一つの家庭に複数の対象となる児童・生徒・学生がいる場合は全員が対象となります。
- ※
2011年4月1日以前に生まれた児童・生徒・学生が対象となります。
2.対象となる学校
(1)小学校(義務教育学校前期課程を含む)
(2)中学校(義務教育学校後期課程を含む)
(3)高等学校
(4)中等教育学校
(5)高等専門学校
(6)専修学校(高等課程)
(7)特別支援学校(小学部・中学部・高等部)
(8)大学
(9)短期大学
(10)専修学校(専門課程)・・・本要項では専門学校としています
なお、(3)、(4)および(7)の専攻科または別科は除きます。
また、(8)、(9)、(10)は別途申請が必要です。
3.奨学金の金額
【1】通常の奨学金
(1)小学校または特別支援学校(小学部)に在学する児童:年額240,000円
(2)中学校、高等学校、大学、短期大学または専門学校に相当する学校に在学する生徒・学生:年額480,000円
【2】入学祝い金
小学校、中学校または高等学校に相当する学校に入学した場合:入学時に50,000円
【3】卒業準備金
(1)中学校三年次の生徒:150,000円
(2)高等学校に相当する学校の最終学年の生徒:850,000円
4.奨学金の支給方法
(1)原則として毎年度第1回目は5月、第2回目は10月にそれぞれ6ヵ月分を支給します。なお、採用初年度の第1回目は7月を目処に6ヵ月分を支給します。また、入学祝い金は当該年度第1回目の支給時、卒業準備金は当該年度第2回目の支給時にそれぞれ通常の奨学金に加算して支給します。
(2)奨学金(入学祝い金・卒業準備金)は、保護者の金融機関口座に振込みの方法で支給します。なお、高等学校、大学、短期大学または専門学校に相当する生徒・学生は自身の金融機関口座に振込み可能とします。
(3)毎年度、進級時または進学時に、新年度の在学証明書をご提出いただきます。
(新年度の奨学金の受給には在学証明書のご提出が必要となります。)
5.この奨学金の特色
(1)この奨学金(入学祝い金・卒業準備金を含む)は返還の義務はありません。
(2)この奨学金は、他の奨学金との同時受給も可です。
(3)高等学校に相当する学校の最終学年の生徒は卒業準備金贈呈式に出席してください。
6.支給期間
支給開始時から上記「2.対象となる学校」を正規の年限で卒業するまでの間支給します。
(1)小学校:6年間
(2)中学校:3年間
(3)高等学校:3~4年間
(4)中等教育学校:6年間
(5)高等専門学校:5年間
(6)専修学校(高等課程):3年間
(7)特別支援学校(小学部・中学部・高等部):12年間
(8)大学:4~6年間
(9)短期大学:2~3年間
(10)専門学校:2~4年間
- ※
ただし、想定しえない状況の変化等により、奨学金の継続給付が困難となった場合は、事前にご連絡のうえ給付を終了することがあります。
7.申請方法
対象となる児童・生徒・学生が在学する学校の学校長を経て、後記8の書類を後記12の事務局まで提出してください。
なお、大学、短期大学または専門学校に相当する学生は、別途申請が必要です。
8.申請書類
【1】初めて申請する場合
(1)申請書(後記12の事務局へ請求、または、後記13のリンク先からダウンロードしてください。)
(2)住民票等(本人と現在の保護者の方を確認できるもの)
(3)戸籍謄本(亡くなられたご両親を確認できるもの)
(4)奨学金振込口座のコピー(金融機関名、支店名、名義人名、預金種別、口座番号)(※1)
- ※
1 ゆうちょ銀行の場合、振込み用の支店名・預金名・口座番号(7桁)を確認の上、コピーしてください。(詳しくはお取引のゆうちょ銀行の支店にお問い合わせください)
- ※
(2)または(3)が揃わない場合は、申請書にその旨ご記入ください。後程ご提出をお願いします。
【2】大学、短期大学または専門学校へ入学する場合
(5)申請書2(後記12の事務局へ請求、または、後記13のリンク先からダウンロードしてください。)
(6)大学、短期大学または専門学校の在学証明書
9.応募期間
2025年4月1日(火)から同年5月30日(金)まで
- ※
特別な理由により期限に間に合わない場合は、後記12に記載の事務局までご相談ください。
10.結果の通知
2025年7月上旬を目途に、当基金の運営委員会の審議を経て、在学する学校経由で全申請者に選考結果を書面にてご通知します。
大学、短期大学または専門学校へ入学する場合も同様です。
11.奨学金の支給停止について
(1)当基金の奨学生が休学または停学となった場合は、当該休学または停学期間中は奨学金の給付を休止します。また、退学となった場合は、奨学金の給付を打ち切りとします。(なお、退学後に復学した場合は、再申請ができます。)
(2)当基金の奨学生が休学、停学または退学となった場合は、速やかに奨学生が在学する学校より、後記12に記載の事務局までご報告ください。
12.事務局
申請書等郵送先・お問い合わせ先
164-0001
東京都中野区中野3-36-16
三菱UFJ信託銀行 リテール受託業務部 公益信託課
「JCB子ども未来応援奨学金」係
電話:0120-622372(フリーダイヤル)
(受付時間 平日9:00~17:00 土・日・祝日等を除く)
13.ダウンロード
募集要項のダウンロードはこちら (233KB)
申請書のダウンロードはこちら (170KB)
申請書2のダウンロードはこちら (141KB)
以上
当公益信託の受託者 三菱UFJ信託銀行の個人情報保護指針
お問い合わせ(事務局)
164-0001
東京都中野区中野3-36-16
三菱UFJ信託銀行 リテール受託業務部 公益信託課
「JCB子ども未来応援奨学金」係
電話:0120-622372(フリーダイヤル)
(受付時間 平日9:00~17:00 土・日・祝日等を除く)