活動から
「5」つのプラスストーリー
生まれた物語。Vol.1 いつもの
買い物が支援につながる「これまで支えていただいたお客様に、企業としてできることはないか。日本発唯一の国際カードブランドとして、JCBはどのようにして復興に貢献できるのか」
JCBが「『5』のつく日。JCBで復興支援」をはじめた背景には、こうした思いがありました。
JCBは2011年3月11日に発生した東日本大震災の後、「長期的」でお客様の「参加者意識が芽生える」復興支援の仕組みを模索し、2011年8月に「『5』のつく日。JCBで復興支援」を開始しました。JCBカードでいつもの買い物をするだけで復興支援に貢献できる仕組みです。公益社団法人日本フィランソロピー協会と協働して、現場で活動するNPOなどが必要とする支援を届けてきました。
Vol.2 アート活動で
被災障がい児に 勇気を与えるグレーのプレハブ施設がピンクや水色といった晴れやかな色に塗り替えられていく。宮城県気仙沼市にある障がい児施設「ほっぷ」は、利用者の子どもたちやその保護者らによって明るく楽しい場所に生まれ変わりました。
このリノベーションを手掛けたのは、「『5』のつく日。JCBで復興支援」の支援先のひとつ、ARTS for HOPE。アートのワークショップを通じて心に傷を抱えた被災児や障がい児などの心のケアを行っています。
「『何もかもが無くなっても、創造力と思いがあればすべてをつくりだせる』という勇気を得てほしい。それは、いつかまた起こりうる災害を乗り越えるために必要な力です。」(ARTS for HOPE高橋雅子代表)
Vol.3 農業の「7次化」
で、 陸前高田を復興の 「その先」へ陸前高田市は、岩手県南東部の三陸海岸沿いに位置する人口約2万人の都市。東日本大震災時に発生した高さ10メートルの津波によって、全世帯の7割以上が被害を受けました。
一般社団法人SAVE TAKATAは、陸前高田市で農業の6次化に担い手づくりを加えた「7次化」を目指し、事業を展開しています。
JCBの支援金は「米崎りんごブランド化プロジェクト」に役立てられました。米崎りんごをブランド化し、加工や販売・サービスまで展開して付加価値を高めることで農家の収入を向上させ、若い担い手を創出する事がSAVE TAKATAの目標です。新たな産業・新たな雇用を生み出す「若者」が働けるまちづくりを目指しています。
Vol.4 手作りの
ショー、歌とダンスで 「心の復興」をダンスを通じた「心の復興」のためのワークショップ「ヤングアメリカンズ東北ツアー」。子どもたちに笑顔を取り戻してもらい、未来に向かって立ち上がる勇気を与えることを目指しています。NPO法人じぶん未来クラブが主催し、「『5』のつく日。JCBで復興支援」の支援を受けて、継続的に活動してきました。「ヤングアメリカンズ」は歌やダンスのワークショップを提供するアメリカの非営利組織で、世界各国で活動しています。
「東北の子どもたちに心を寄せてくださったJCBに感謝しています。これからも大変な経験をした彼らに『自分自身を信じていく力』を提供し続けていきたいと思います。」(NPO法人じぶん未来クラブ林貴美子理事)
Vol.5 加盟店・提携先
の皆様との連携も「『5』のつく日。JCBで復興支援」は加盟店や提携先の皆様のご協力によって支えられてきました。
JCB加盟店であるマルトグループは福島県いわき市を中心に、スーパーや薬局・衣料品店・酒店を展開しています。被災されながらも、復興の一助になりたいという思いで、「『5』のつく日。JCBで復興支援」の1年目から店内へのポスター掲示やレジ前でのPOP設置など、積極的に告知にご協力いただきました。
JCBがオフィシャルスポンサーを務めていた子どもの職業・社会体験施設「キッザニア東京・甲子園」では、キッザニアを企画・運営するKCJ GROUPと連携し、2013年から2020年までの期間、「5」のつく日に子どもたちが施設内で電子マネーカード「e-KidZo(イーキッゾ)カード」を使うと、利用1回ごとにJCB、KCJ GROUPより1円ずつ計2円を復興支援金として寄付していました。「カードを使うだけ」という「『5』のつく日。JCBで復興支援」の手軽さは、思いはあっても何をすればいいか分からなかった子どもたちにも、寄付する機会を提供してきました。