グローバルサイト

2021年09月10日

JCB、ソリマチと中小企業・個人事業主の経営・会計に関する課題解決を目的とした協業基本合意書を締結

~JCB法人カード明細情報をソリマチ会計ソフトに取り込むAPI連携の機能開発を開始~

ソリマチ株式会社
株式会社ジェーシービー
2021年9月10日

 株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川一郎、以下:JCB)は、ソリマチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:反町秀樹、以下:ソリマチ)と、中小企業・個人事業主の経営・会計に関する課題をデジタルの力で解決することを目的とした協業のスキームを検討する基本合意書を締結しました。
 まず、JCB法人カードとソリマチの提供する会計ソフトをご利用のお客様が、JCB法人カード明細情報をソリマチ会計ソフトに取り込めるAPI連携の機能開発を行います。

■APIによるカード利用明細データ自動取得
 ソリマチ環境を通して、お客様が自らJCB環境へアクセスし明細データ連携の認可を取得する。
⇒JCBの認可を取得しているため、よりセキュアな環境(お客様・JCB間で同意のうえ)で明細データが連携される。

■従来のカード利用明細データ自動取得
 ソリマチ環境に保存されたMyJCB情報(ID、PW)を使って、ソリマチがJCB環境へアクセスし明細データを取得する。

 また、JCBとソリマチは両社の強みを活かし、今後相互の販売チャネルを活用した相互送客を検討致します。

■提携の背景
 中小企業や個人事業主において経費管理の合理化を課題としているケースは多く、最近では法人クレジットカードによる経費のキャッシュレス化や、利用明細データの会計ソフトへの取り込みなど、ビジネスにおける経費精算のデジタル化やペーパレス化が進展しています。
 このたびの提携は、中小企業・個人事業主向けカードの利便性向上および会員基盤を拡大したいJCBと、中小企業の会計業務における生産性向上や業務の効率化を推進したいソリマチの思いが一致し、実現いたしました。

■ソリマチの提供する会計ソフトについて
 ソリマチの「MoneyLink」(マネーリンク)は、登録したクレジットカードや銀行口座等の入出金明細を自動で取込んでくれる、金融明細の一元管理アプリです。MoneyLinkで取り込んだデータをソリマチの会計ソフト「会計王シリーズ」「農業簿記」に連動することで、簿記に詳しくない方でも簡単に会計仕訳の登録が可能です。多忙な経営者、経理担当の方の会計業務の効率化、生産性の向上をお手伝いしております。

■JCB法人カードについて
 JCBがサービス展開に取り組んでいる法人カードは、中小企業・個人事業主の方、大規模企業の方からの各種ニーズやご要望にお応えし、充実のサービスを付帯した様々な法人カードをご用意しております。
 今回、ソリマチ会計アプリとAPI連携予定となるJCB法人カードの対象は、中小企業・個人事業主向けの「JCB法人カード」、「JCB CARD Biz」となります。

JCB法人カード、JCB CARD Bizについて詳しくはこちら

【JCB法人カード】

ホワイト券面

ゴールド券面

プラチナ券面

【JCB CARD Biz】

ホワイト券面

ゴールド券面

プラチナ券面

■ソリマチについて
 ソリマチは全国の中小企業、小規模事業者のお客様向けに「会計王」をはじめとする会計ソフトを長年提供しております。最近では、AIやFintech、クラウドサービスなどをはじめとする新しいテクノロジーを活用し、ソリマチグループの理念「会計でみんなを幸せにする」ために、新たな付加価値サービス提供に向け挑戦を続けております。
 2018年には電子決済等代行業者として登録を完了し、各金融機関と参照系API公式連携を進めており、データ連携の契約を締結した金融機関は、オープンAPIに意向のある国内金融機関1,180のうち、1,171となっております。(契約率99.2%)


 おかげさまでJCBは創立60周年を迎えました。これからも、「おもてなしの心」「きめ細かな心づかい」でお客様一人ひとりのご期待に応えていきます。そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、お客様にとっての世界にひとつを目指し続けます。