2022年06月01日
カーボンニュートラルに向けた目標設定について
~2022年度中に自社の温室効果ガス排出量を50%超削減~
株式会社ジェーシービー
2022年6月1日
株式会社ジェーシービー(以下:JCB)は、持続可能な社会の実現に貢献するため、カーボンニュートラルに向けた取り組みを強化します。
カーボンニュートラルに向けた目標と取り組み
日本政府は2021年4月、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、2030年度に温室効果ガス(以下:GHG)を2013年度から46%削減する目標を表明しました。
JCBは、CO2フリー電力への切り替えを推進するとともに、オフィスで使用する電力の省エネルギー化等を行い、下記の通り、政府が掲げる目標水準を前倒して達成することをめざします。
(1)2022年度に2013年度比50%超のGHG排出量(※)を削減
(2)2025年度に同80%超のGHG排出量を削減
(3)2030年度にGHG排出量ネットゼロをめざす
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Scope1およびScope2
<2022年度中にCO2フリー電力への切り替え行う拠点>
- 東京
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本社(青山)、JCBカードセンター(三鷹)
高田馬場オフィス、株式会社日本カードネットワーク本社
- 大阪
- 大阪支社
- 鳥取
- 鳥取ソリューションセンター<株式会社JCBエクセ>
本社(青山)
鳥取ソリューションセンター
<株式会社JCBエクセ>
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COP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議/2021年10~11月)で採択された成果文書。
GHG排出量削減に寄与する取り組み
JCBは、CO2フリー電力への切り替えのほかにも、バイオマスカードの採用やハワイ州観光局が進める「Mālama Hawaiʻi(マラマハワイ)」への貢献など、GHG排出量削減に寄与する取り組みを行ってまいります。
■バイオマスカードの採用
JCBは、大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 資本金:1,144億円)が提供する、植物由来の原料(バイオマス)を一部に使用した非接触対応ICクレジットカードの採用を決定しました。第一弾として、JCB ORIGINAL SERIES、ANA JCBカード、ディズニー★JCBカードでの発行を予定しています。
本カードは、バイオマス基材を重量比約25%使用しており、従来の石油由来原料によるカードの焼却時と比較し、1枚あたりCO2排出量を約3.9g抑制する効果があります。
プレスリリース「JCB、バイオマスカードの採用を決定」はこちら
■「Mālama Hawaiʻi(マラマハワイ)」への貢献
マラマとはハワイの言葉で“思いやりの心”を意味し、「マラマハワイ」はレスポンシブル・ツーリズム(※)のハワイ版スローガンです。JCBは、美しい楽園ハワイが何十年後、何百年後も素晴らしい旅先であり続けるようみんなで守っていくというマラマハワイの趣旨に賛同し、ハワイ州観光局と協業しています。
マラマハワイの啓蒙活動への協力のほか、ワイキキビーチの始まりとされている湧き水のゆかりの地に位置するハレプナホテルとの共同企画「ノースショアの森を育てる植樹プラン」の実施を通して、ハワイの環境保全活動に貢献しています。
「ノースショアの森を育てる植樹プラン」は、ハレプナホテルに対象のプランで宿泊しJCBカードを利用すると、NPO団体「Hawaiian Legacy Reforestation Intiative」の活動を通じてオアフ島ノースショアにハワイ固有種の苗木を植樹でき、ハワイの森林再生と自然環境保護に貢献することができます。
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レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)とは、観光客もツーリズムを構成する要素であると捉え、観光客が意識や行動に責任を持つことでより良い観光地形成をめざす考え方。
「ノースショアの森を育てる植樹プラン」の詳細についてはこちら