2021年03月25日
JCBとパナソニック、「顔認証決済」の本格展開に向けた検討を開始
パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社
株式会社ジェーシービー
2021年3月25日
株式会社ジェーシービー(以下:JCB)は、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(以下:パナソニック)が展開する「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」に参画し、両社で「顔認証決済」サービスの本格展開に向けた検討を開始します。なお、株式会社読売新聞東京本社・株式会社読売巨人軍・株式会社東京ドームが推進する「ジャイアンツ×東京ドームDXプロジェクト」内のパナソニックの顔認証決済の技術実証では、JCBが決済に関する知見を提供しつつ、ノウハウを確立していきます(※1)。
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※1
詳細は、2021/3/2 パナソニック プレスリリース内【顔認証決済】をご覧ください。
プレスリリースについてはこちら
1.「顔認証決済」の特長
JCB加盟店に設置する顔認証端末で、事前に登録した顔画像と、決済する人の顔画像を照合します。手ぶら決済による利便性の向上や、会計時間の短縮による待ち時間の削減およびレジの回転率向上等を目的として、ストレスフリーな決済を実現します。顔認証決済は、専用決済端末だけでなくスマートフォン・タブレット・PC等の汎用的な端末(※2)でもシステム連携が可能で、店舗側で既にお持ちの端末でも導入することができます。また、セキュリティ向上のため、PIN(暗証番号)入力との組み合わせによる2要素認証設定も可能です。
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※2
汎用端末のOS・スペックが適合する必要があります。
利用イメージ
2.今後の展開
これまで少子高齢化に伴う人手不足で注目されてきた顔認証技術は、ニューノーマル時代においては非接触へのニーズの急増とともに、自社サービスと組み合わせて使いたい、あるいはすぐに導入したいといったお客様の声が増えており、素早く展開できる形態の顔認証技術への需要が高まってきています。
決済市場においても待ち時間の解消やユーザー利便性の向上を目指し、業務効率化支援に資するソリューションを展開していく予定です。
今後両社は、簡単・スピーディーに展開できる顔認証技術を活用したサービスの実現を目指し、安全・安心で利便性の高い、「顔認証決済」のスキームを構築・拡大してまいります。
■顔認証クラウドサービス パートナープログラムについて
パナソニックの「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」は、参加パートナーの商品やサービスにパナソニックの顔認証技術を組み込むことにより、お客様への新たな価値提供を共創するプログラムです。パートナープログラムを通じ、JCBの決済に関する知見と、パナソニックの世界最高水準(※3)
の顔認証技術を活用した決済サービスの展開を検討してまいります。
パナソニックの顔認証クラウドサービス パートナープログラム Webサイトはこちら
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※3
2017年4月28日(金)に公開されたNIST公式の評価レポート(IJB-A Face Verification Challenge Performance Report、IJB -A Face Identification Challenge Performance Report)において世界最高水準の評価を得ており、引き続きNIST「FRVT 1:1」(2021年3月19日(金)発行)の「Ongoing Face Recognition Vendor Test」においても、世界最高水準の評価結果を獲得しました。
<パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社の概要>
- 代表者
- 代表取締役社長 片倉 達夫
- 本社所在地
- 東京都中央区銀座8丁目21番1号
- 設立
- 2017年4月1日(土)
- 事業内容
- システムインテグレーション等
- URL
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