グローバルサイト

2020年03月24日

JCB、NFCタグを活用したApple Pay、Google Pay(TM)の決済実験を開始

株式会社ジェーシービー
2020年3月24日

 日本発唯一の国際ペイメントブランド運営会社である株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締会長役兼執行役員社長:浜川 一郎、以下:JCB)は、2020年3月24日(火)からNFCタグと連動したApple PayおよびGoogle Payの決済実験を開始しました。対面店舗に設置されたNFCタグから加盟店情報等を読み取り、利用者が持つスマートフォンのApple Pay(※1)またはGoogle Pay(※2)で決済する仕組みとなっています。

■実証実験イメージ

(1)NFCタグ設置イメージ

(2)スマートフォンでNFCを読み取り、URLを開く

(3)決済サイトに遷移し、決済方法を選択

(4)決済完了

■NFCタグとは
 近距離無線通信技術(NFC:Near Field Communication)に対応した非接触型のICタグで、スマートフォンをかざすだけで情報を読み取ることができます。日本ではQRコード決済が普及してきていますが、アプリを起動して読み取る操作を必要とするQRコードに比べ、NFCタグでは「かざすだけ」という、より簡単な操作での決済が可能になります。なお、加盟店に設置する決済用NFCタグは株式会社アクアビットスパイラルズ(※3)より技術提供を受けました。

■今後について
 今回JCB社内の売店で実施する決済実験を通じてNFCタグ決済のUI/UXならびに技術的課題を検証いたします。
 今後の利用シーンとしては、クレジットカード未導入の小規模加盟店や決済端末の導入が難しい場所での決済(スタジアム観戦席での注文や期間限定イベント会場での商品購入など)を想定しており、国内外でのNFCタグを活用したサービスの導入検討を行ってまいります。

 JCBは、「おもてなしの心」「きめ細やかな心づかい」でお客様一人ひとりのご期待に応えていきます。そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、お客様にとっての世界にひとつを目指し続けます。

  1. ※1

    Apple Payは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。

  2. ※2

    Google Payは、Google LLCの商標です。

  3. ※3

    株式会社アクアビットスパイラルズは、特別なアプリをインストールすることなくスマートフォンをかざすだけで様々なモバイルサービスを瞬時に開くIoTデバイス「スマートプレート」を開発・提供しています。「スマートプレート」はクラウド管理型のNFCタグを内蔵しているため、動的にコンテンツをコントロールすることが可能であり、またWeb型コンテンツだけでなくアプリ型サービスの起動トリガーとしても使えます。なお、スマートプレートは、株式会社アクアビットスパイラルズの商標です。