2018年05月16日
StripeとJCB、グローバル提携に関する覚書を締結
~全世界のStripe導入企業でJCBでの支払いが可能に~
Stripe, Inc.
株式会社ジェーシービー
2018年5月16日
Stripe, Inc.(以下:Stripe)と株式会社ジェーシービー(以下:JCB)は本日、グローバルでの提携に向けた覚書の締結を発表しました。Stripeは、JCBによるカード決済の取扱を国内含め全世界で提供する初の決済プラットフォームとなります。この覚書に基づき、全世界のStripe導入企業によるJCBカードの取り扱い開始を目指し、協業してまいります。
Stripeは、スタートアップ企業から大手企業まで、世界数十万の様々な企業に対して多通貨決済サービスを提供しています。日本では2016年秋に正式ローンチし、これまでに全日本空輸、Sansan、Wantedlyなど大企業からスタートアップにいたるまで様々な企業のオンラインビジネスを支援してきました。JCBは、日本発唯一の国際カードブランドとしてグローバルに決済事業を展開しており、世界24の国と地域で1億1千万以上のJCBカードが発行されています。
今回のグローバル提携により、世界中のStripeの導入企業がJCBカード決済に対応可能となり、世界中どこからでも現地通貨での支払いを受け付けられるようになります。Stripe導入企業がより幅広い消費者にアクセスできるようになるとともに、JCBカード会員の方が世界中のStripe導入企業から商品やサービスを購入することができるようになります。
Stripe最高執行責任者(COO)クレア・ジョンソンは今回の提携について次のように述べています。「今回のJCBとの提携により、Stripeの国内導入企業は1億1,000万人を超えるJCBカード会員からの支払いを取り扱うことができるようになります。将来的に国外の何十万ものStripeの導入企業は世界中のJCB会員へアクセスが可能になります。Stripeは、日本とグローバル経済との架け橋になり、世界中のオンラインビジネスをさらに加速させてまいります。」
ジェーシービー・インターナショナル代表取締役社長 今田公久は次のように述べています。「世界の企業に対して多通貨でのオンライン決済サービスを提供するStripeと、グローバルでの提携を見据え覚書を締結できたことを大変うれしく思います。StripeとJCBは、今後も国内外のお客様の利便性向上、魅力ある商品・サービスの提供に取り組んでまいります。」
StripeはJCBとのグローバル提携を通じて、日本と世界を繋ぐ決済プラットフォームとして今後も国や地域を超えたシームレスなオンライン決済を提供していきます。
Stripeについて
Stripeはスタートアップ企業からフォーチュン500の企業にいたるまで、世界中で何十万もの様々な企業との取引実績があります。フェイスブック、キックスターター、ツイッタ―、全日本空輸株式会社(ANA)等でStripeのプラットフォームが採用されており、様々なビジネスに活用されています。Stripeは常にインターネットコマースの最前線に位置し、マーケットの拡大に向けて、マーケットプレイスからソーシャルコマースに至るまで新しいビジネスモデルをサポートし、最新のプラットフォームを提供してきています。本日までにセコイア・キャピタル、キャピタルG、アンドリーセン・ホロウィッツ、Visa、アメリカン・エキスプレス、三井住友カード株式会社などから約4.5億米ドルの資金調達に成功しています。