カード会社ならではのリアルタイムマーケティング。O2Oで加盟店送客サービスを強化。 国内初！カード決済情報を活用した リアルタイムのクーポン・情報配信サービス 「イマレコ！（IMA-RECOMMEND！）」を新宿で実証 ～ エリアに特化し大手企業約20社と協業。CLOなど複数の新サービスと同時実証。 ～ 株式会社ジェーシービー 2014年9月16日 主な協業先企業(50音順) 小田急百貨店、ぐるなび、ココカラファイン、 ジェイティービー、新宿TSUTAYA、新宿メトロ食堂街、髙島屋、 東日本電信電話、ビックカメラ、Flags、丸井、 三越伊勢丹、モンテローザ、ヨドバシカメラ   日本発唯一の国際カードブランド運営主体である株式会社ジェーシービー(以下:ジェーシービー)は、会員の属性や利用状況などのビッグデータやO2O(オンライン・ツー・オフライン)、顧客のニーズを瞬時に把握し最も効果的な情報を送るリアルタイムマーケティングなどの手法を活かした加盟店への送客サービス強化を目的に、カード決済に連動したクーポン・情報配信サービス「イマレコ！(IMA-RECOMMEND！)」(以下:「イマレコ！」)を開発しました。ジェーシービーは、2015年度下期のサービス本格展開開始を目指し、フィージビリティ検証を目的に2014年10月から2015年3月までの6ヵ月間、新宿エリアで、百貨店・家電量販店・飲食店などの加盟店、および株式会社ぐるなび、株式会社ジェイティービー、東日本電信電話株式会社などの大手事業者とタイアップし、実証を行います。   「イマレコ！」は、サービス利用者の属性や、利用者が事前に登録した趣味・嗜好などの情報、また、クレジットカード利用時の状況が、加盟店が事前に設定した配信条件に合致した場合に、当該加盟店のおトク情報やクーポンがリアルタイムでサービス利用者のスマートフォン(以下:スマホ)やフィーチャーフォンに届く新サービスです。   これまでの大多数のクーポンサービスは、“必要な時に利用者自らがクーポンを探す"ことが前提となっています。位置情報を活用したクーポン配信サービスも存在しますが、位置情報のみでは、適合性(配信されたクーポンと利用者が求めるものが適合しているかどうか)が高いとは言えず、利用者の求めに適合したクーポンを配信するには、位置情報に加えさまざまな付加情報が必要となります。また、いわゆるビッグデータを活用したマーケティングは数多く行われていますが、こうしたデータを活用してクーポンなどを配信する試みは、バッチ処理(あらかじめ設定した処理を一度に行う処理)が主流のためリアルタイム性に欠け、企業にとっては、マーケティングのタイミングを逃してしまう(ベストなタイミングで利用者に情報を届けられない)ことがひとつの課題となっていました。「イマレコ！」は、こうした課題に応える次の3つの特徴を保有しています。これらをあわせ持つクーポン配信サービスは、国内初の試みとなります。 「イマレコ！」の特徴 1.　サービス利用者がJCBカード加盟店店頭でクレジットカードを利用した際のオーソリゼーション(信用情報の照会)を検知し、周辺店舗のクーポンなどおトクな情報をリアルタイムで配信すること。 2.　オーソリゼーション以外の会員情報(属性、事前に利用者自らが登録した趣味・嗜好情報、クレジットカード利用時の状況など)を、加盟店が設定するさまざまな条件と照合し適合性を確認したうえで、合致するものがあれば即座にクーポンなどのおトクな情報の配信を実施すること。 3.　ジェーシービーが保有する会員属性情報と、蓄積した会員の利用動向および加盟店情報などのデータに基づいた将来行動予測から、さまざまな加盟店・施設・イベントなどでの、クーポンなどのおトクな情報をまとめて配信すること。   「イマレコ！」の利用を希望するJCBカード会員(カード発行会社がジェーシービーであるカードをお持ちの方)は、対象期間中に所定の会員登録を行うことで、サービスの利用が可能になります(スマホの場合は専用のアプリケーションのダウンロードが必要)。2014年10月時点での「イマレコ！」の参加加盟店・企業は7社(小田急百貨店、ココカラファイン、新宿TSUTAYA、新宿メトロ食堂街、髙島屋、ビックカメラ、モンテローザ)、2014年11月以降に新たに6社(ぐるなび、Flags、丸井、三越伊勢丹など)が参加する予定で、対象期間中、合計13社の新宿エリアにある店舗が、「イマレコ！」を通じて優待やクーポンを提供する予定です(サービス詳細は下記の参考資料の別紙1をご参照ください)。   なお、サービス提供で利用する「イマレコ！」会員に関する情報は、会員登録時に利用目的に対し同意をいただいたうえで、ジェーシービーの情報管理システム内でのみ取り扱いを行い、参加企業との間では個人が特定できないよう統計化された決済動向やクーポン利用状況を共有します。   また、ジェーシービーは「イマレコ！」の実証にあわせて、O2Oやデータ資産を活かしたマーケティングに関する、次の6件のサービス(地方都市で商用化済みのサービス:1件、将来的な本格展開を前提とした新サービス・機能の実証4件、カード利用促進キャンペーン1件)を並行して展開します。 ＜各サービスの概要＞ 商用化済みのサービス(新規エリア展開) 取組内容 概要 対象となる利用者 時期 Oki Dokiポイント 即時交換サービス 貯まったOki Dokiポイントを、店頭に設置された専用機器で商品券に交換できるサービス。機器設置先はヨドバシカメラ「新宿西口本店」「マルチメディア新宿東口」。今後、ビックカメラ「ビックロ新宿東口店」「新宿西口店」にも設置予定。 Oki Dokiポイントが貯まるJCBカードをお持ちのお客様 2014年9月17日(水)～ サービス実証としての取組み 取組内容 概要 対象となる利用者 時期 CLO(Card Linked Offer) ※サービス名称未定 カード会員の属性やカード利用動向に応じて、商品単位の割引クーポンをスマホアプリに配信するサービス。 特定のJCBカードをお持ちのお客様 ※別途、利用登録が必要となります。 2015年1月開始予定 機能実証としての取組み 取組内容 概要 時期 モバイルバーコードプリペイド ※サービス名称未定 当社発行のJCBプリペイドカードの機能をスマホアプリに実装。アプリ内でワンタイムバーコードを生成・表示し、店頭のバーコードリーダーで読み取り、決済を行う。 2015年1月開始予定 J/Speedy クレジットカードを端末にかざすだけで、サインなしでスピーディにショッピングが可能なJCBブランドの決済サービス。同サービスに対応した新型決済端末を新宿エリアに設置。 2014年10月開始予定 マルチポイント対応センター・端末 ※サービス名称未定 1台の決済端末で複数のポイントサービスに対応(付与/決済充当)可能な決済端末の実地検証。 2015年3月開始予定 カード利用促進キャンペーン 取組内容 概要 対象となる利用者 時期 JCBで新宿上手！キャンペーン 対象加盟店(23社)でJCBカードを利用すると、JCBギフトカードが当たるキャンペーン。 JCBブランドのカードをお持ちのお客様 ※一部対象外のカードがあります。 2014年10月開始予定   ジェーシービーは、カードの発行事業と加盟店事業双方で、大規模な顧客基盤やインフラ(会員システムや加盟店システムなど)、ビッグデータを有していることを強みに、「ジェーシービーならでは」の加盟店送客サービスの開発について検討を重ねています。これまで、加盟店が希望する会員セグメント向けにダイレクトメールを発送するサービス「J-COMPASS」や、会員の属性に応じた特定加盟店のバナー広告を会員専用WEBサービス「MyJCB（マイジェーシービー）」に表示する「MyJCBオファー」などを展開してきました。   「イマレコ！」は、国内最大規模の加盟店ネットワーク(国内加盟店契約数約860万件)の運営主体として、これまでに培ったマーケティングノウハウや蓄積されたビッグデータ、また、オーソリゼーションなどのクレジットカード決済独自の仕組みや、それを支える通信インフラを活かし、大都市圏では若年層を中心にすでにコモディティ化したスマホを媒体として、送客サービスを強化するものです。サービス実証の地として、百貨店や専門店、飲食店などの小規模店舗に至るまで、多様な店舗形態・業態が集積する国内屈指の商業圏であり、近隣駅周辺には居住人口も多い新宿を選定しました。   ジェーシービーは6ヵ月間の実証結果を検証し、2015年度以降、JCBブランドのカード会員全体へのサービス提供を目指し、対象となる地域や加盟店、会員の拡大、またサービス内容の改良などを検討してまいります。   なお、各施策の展開に合わせて、2014年10月18日(土)・19日(日)、12月13日(土)・14日(日)、2015年1月10日(土)・11日(日)の6日間、新宿各所にてブースを設けイベントを開催します。イベントでは、サービスの告知、キャンペーンの抽選会などを行います(イベント詳細は下記の参考資料の別紙2をご参照ください)。   今後もジェーシービーは、お客様ニーズに応える商品やサービスを提供し、お客様満足度の向上に努めてまいります。 参考資料はこちら ※ PDFファイルをご覧いただくためにはAdobeReader日本語版（無償）が必要です。 ● 最新のAdobeReaderをダウンロードするには、右のアイコンをクリックしてください。 ● AdobeReaderをダウンロードできましたらご覧ください。