JCB、福岡市の「ECOチャレンジ応援事業」へ「エコ・アクション・ポイント」のプラットフォームを提供 ～ 市民のエコなアクションにポイント付与し、CO2削減量を見える化 ～ 株式会社ジェーシービー  2013年3月27日  株式会社ジェーシービー(以下:JCB)は、福岡県福岡市と提携し、2013年4月1日(月)より、福岡市が実施する「ECOチャレンジ応援事業」へJCBが運営する環境省推進事業「エコ・アクション・ポイント(以下:EAP)」のプラットフォームを提供します。 ●福岡市の「ECOチャレンジ応援事業」について  「ECOチャレンジ応援事業」は、市民の家庭における省エネ行動の促進を目的に、福岡市が2011年度より実施している「省エネチャレンジ応援事業」にJCBのEAPを導入した事業です。参加者(先着1,000名)は、福岡市が事前に設定した「エコアクション」(環境保全に寄与する行動)を実施し申請を行うとEAPが付与され、「ECOチャレンジ応援事業」のウェブサイトおよびEAPのウェブサイトで自身のEAP数およびCO2削減量が確認できます(“見える化")。 ●今回の提携について  このたびの提携は、ポイントの貯め方・使い方ともに汎用性が高いEAPを導入することで市民のエコライフを応援し、家庭などでのCO2削減や環境保全に関する啓発を進めたい福岡市と、EAPの推進を通じて、環境保全に貢献したいJCBの想いが合致し実現しました。「ECOチャレンジ応援事業」においてJCBは、登録会員・ポイント・交換商品の管理を実施します。福岡市は「エコアクション」の企画や実施、EAPの付与などを行います。 ●従来の事業との比較  ポイントが貯まる「エコアクション」(環境保全に寄与する行動)や、EAPの交換商品のラインアップが拡がり、CO2削減や環境保全に対する取り組みの拡大が期待できます。EAP導入による主な変更点は下表の通りです。 2011年度・2012年度 「省エネチャレンジ応援事業」 2013年度以降 (2013年4月1日(月)～) 「ECOチャレンジ応援事業」 貯まるポイント 独自ポイント EAP ポイントがたまる行動(「エコアクション」) 電気やガスの使用量削減 電気やガスの使用量削減に加え、家庭用LEDの購入やコミュニティサイクルの利用、マイバッグの持参など ポイントの交換商品 交通ICカード(はやかけん、nimoca、SUGOCA)のポイント 交通ICカードのポイントに加え、家電製品や生活消耗品、キッチングッズなど、約80種類の多彩な商品 ●JCBのEAP事業について  JCBは、環境省推進のもと、2011年度よりEAP事業を運営しています。現在、同事業への参加者数(企業・団体・自治体)81社(累計)、登録会員数33万人、ポイント発行累計2億8千万ポイント、EAPを通じたCO2削減量9,222トンと、主旨に賛同いただいたお客様の協力により、環境保全への取り組みを着実に進めています。自治体と協力したEAPの推進も積極的に行っており、スタンプ方式など自治体が独自に展開するスキームとEAPが連携した「EAP自治体モデル」を開発し、現在、大館市(秋田県)、関西広域連合(※)、中央区(東京都)、千代田区(東京都)などで推進中です。なお福岡市のEAP導入は、人口50万人以上を抱える政令指定都市単独での参加では初となります。  今後もJCBは、クレジットカードのポイントプログラム運営で培った長年のノウハウを活かし、EAP事業主体として環境保全への取り組みに努めてまいります。  ※関西広域連合のうち、現在「EAP自治体モデル」を導入しているのは、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、徳島県、京都市、大阪市、堺市、神戸市です。 ■2013年度 福岡市「ECOチャレンジ応援事業」について ●全体概要図 ●福岡市エコアクション一覧(※一部予定を含む) 項番 エコアクション 付与ポイント数 備考 1 参加登録特典 400pt 2 電気使用量削減(CO2削減1kgにつき) 10pt/kg 上限2,000pt 3 都市ガス使用量削減(CO2削減1kgにつき) 10pt/kg 上限2,000pt 4 家庭用LED照明の購入 500pt 購入金額 5,000円～9,999円 1,000pt 10,000円～19,999円 2,000pt 20,000円以上 5 コミュニティサイクル(シーサイドバイク)利用 50pt/回 6 緑のカーテン作り 50pt/回 7 マイバッグキャンペーン 100pt/回 8 マイバッグの持参 5pt/回 9 使用済小型電子機器回収 100pt/回 10 環境イベント/講座への参加 100pt/回 福岡市「ECOチャレンジ応援事業」について、詳細はこちら