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JCB、中国銀聯とさらなる協業拡大に向けた基本合意書を締結
2011年6月21日
日本発唯一の国際クレジットカードブランド運営主体の株式会社ジェーシービー(以下:JCB)は、このたび、中国の銀行カード連合組織である中国銀聯株式会社(China UnionPay Co., Ltd、以下:中国銀聯)と、双方のビジネスを拡大することを目的とした幅広い協議を開始することに合意し、2011年6月10日(金)、上海にて基本合意書(MOU)を締結しました。
今後、両社は広範囲にわたる地域・業務分野の中で、従来の業務分野および新ビジネス分野において新しい価値や商品をお客様に提供することを目指し、長期的かつ戦略的なWin-Winの関係構築を図ってまいります。
JCBと中国銀聯は、2003年に中国銀聯による中国国内でのJCBブランドカードの加盟店業務開始を皮切りに、2006年には日本国内のJCBが提携する金融機関のATMで銀聯ブランドカードによる日本円引き出しサービスを開始、さらに、2010年には日本国内での銀聯ブランドカードの加盟店業務をJCBが開始するなど、中国銀聯・JCB双方のお客様の利便性向上を目的とし、両社の提携関係を深めてまいりました。
2010年の国内総生産(GDP)が前年比で10.3%増加、規模でも世界第2位となった中国の急速な経済成長の中、日本・中国間での双方向のビジネス・観光等などの分野において両国民の往来が活発になり、カード決済に対する消費者の様々なニーズも高まりを見せています。このたびの提携拡大は、こうした中国の経済成長を背景に飛躍的に国際展開を拡大する中国銀聯と、1981年以降、約30年にわたり国際展開を進め、今後大きな成長が見込まれるアジア地域を中心にさらに国際ブランドとしての強化・拡大に積極的に取り組むJCB、両社の意向が一致し合意に至ったものです。
今後も、JCBと中国銀聯は、両社による協業実現を通じて、さらなる経済発展が期待されるアジア地域を始めとしたカード業界の拡大・発展に向けて貢献してまいります。
[中国銀聯について]
中国の銀行カード連合組織である中国銀聯は、会員様に高品質で効率的・安全な決済サービスを提供する為、中国国内の銀行間決済システムの運営、全世界で中国銀聯カードを取引可能とするネットワークの構築、中国銀聯カードの発行・利用促進、および革新的な決済ソリューションの開発に取り組んでいます。現在、中国銀聯カードは中国内外で25億枚を超えて発行されており、中国全土のみならず、約400の金融機関と提携、110の国・地域で銀聯カードがご利用いただけます。その他追加情報につきましては中国銀聯のホームページでご覧いただけます。
中国銀聯ホームページ
[JCBについて]
日本発唯一の国際ブランドであるJCBは、1961年の設立から本年で50周年を迎えました。1981年からは国際クレジットカードブランドとしてグローバルな展開を開始。これまでに日本国内外で350社以上の企業と提携、190の国・地域でJCBカードがご利用いただけます。JCBカード発行は15の国と地域に広がり、会員数はすでに6,926万人にのぼっています。中国においては、大手銀行8行がJCBブランドカードを発行しており、会員数は400万人を超えています。今後も、独自性・先進性といった価値観を大切にし、次の時代のスタンダードとなる商品・サービスを全世界の会員様に提供し続けてまいります。