日本発唯一の国際クレジットカードブランド運営主体の株式会社ジェーシービー(以下:JCB)は、このたび、1,700名の消費者の皆様(JCB会員・非会員を含む)を対象とした「クレジットカードに関する総合調査」(2009年度版)の調査結果をまとめましたので発表いたします。
JCBでは2000年より、毎年、一般消費者を対象とした「クレジットカードに関する総合調査」を実施してまいりました。本調査資料は、2009年9月に全国5大都市圏(北海道圏・首都圏・東海圏・近畿圏・九州圏)において、1,700名の消費者を対象に実施した調査を、以下の観点でまとめたものです。
■クレジットカードの保有実態について
■クレジットカードの利用実態について
■クレジットカードの保有・利用と生活費の実態について
今回の調査では、「1番多く使うカード」を利用する理由として「ポイントやマイルが貯めやすい」ことが半数に達し、消費者の皆様の「ポイント・マイル」への関心が非常に高いことがわかりました。また、「2番目・3番目に多く使うカード」では、「入会金・年会費が安い」ことが理由として最も多く、「自分のよく利用するお店で割引などのサービスがある」ことも比較的多いため、ご自身の嗜好に合わせて2枚目以降のカードを使い分けるといった傾向が見受けられます。
一方、クレジットカードの利用分野については、高速道路料金(ETC料金)がETC普及にともない、増加傾向にあります。また、携帯電話料金・電気料金・ガス料金・保険料など、毎月定期的に支払いの発生する業種は引き続き伸長しており、生活密着シーンへのクレジットカード利用がより浸透してきました。生活費に占めるクレジットカードの利用割合は、年々増加傾向にあり、クレジットカードが「決済手段」として順調に消費者の皆様の生活に定着しつつあります。
こうした中で、「一番多く使うカード」の月平均利用金額は4.5万円、月平均利用頻度が4.6回と、共に前年比増加し、調査開始以来最高となりました。メインカードへの集約は、今後もますます進んでいくことが推測されます。
JCBでは、今後も各種市場調査を実施することで、多様化する消費者の皆様のニーズに対応した商品・サービスの拡充に取り組んでまいります。
[添付資料]
「クレジットカードに関する総合調査2009年度版 調査結果レポート」
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