日本発唯一の国際クレジットカードブランド運営主体である株式会社ジェーシービー(以下:JCB)は、株式会社山陰合同銀行(以下:山陰合同銀行)と、クレジットカード業務のフランチャイズ契約を銀行本体発行形態で締結し、2010年4月1日(木)より、同行でのJCBカードの募集を開始します。
　なお、山陰合同銀行は、本提携と同時に、同行の連結子会社でありJCBのフランチャイジーでもある株式会社ごうぎんクレジット(以下:ごうぎんクレジット)のクレジットカード会員事業を、会社分割により承継します。

  近年、金融機関が販売する商品の多様化が進むなか、地銀各行ではクレジットカードの顧客情報を活用した銀行商品の販売力強化に着目しています。また、銀行本体での発行をおこなうことで、クレジットカードによる収益を取り込むとともに、顧客向けサービスの一層の充実を図ることが可能になります。

　JCBは、日本で唯一の国際クレジットカードブランド運営主体として長年にわたり培ったノウハウを活かし、全国82の金融機関とフランチャイズ契約を締結し、クレジットカード事業をサポートしています。
　このたびの提携は、JCBブランドを推進することで、顧客サービスの拡充とリテール戦略の強化に繋がると判断した山陰合同銀行と、同行の強力な地域密着ネットワークを通じた新たな募集チャネルの構築により、顧客基盤の強化を図りたいJCBの、両社の意向が一致し実現しました。

　山陰合同銀行では、2010年4月1日(木)より「ごうぎんDuoカード」を中心とした新規会員募集を開始します。発行券種は、ゴールドカードと一般カードの2券種、一般カードは3種類のデザインから選ぶことができ、全券種、生体認証機能(指静脈)を搭載しています。さらに、一般カードは、初年度の年会費が無料で、次年度以降の年会費も、前年1年間の本クレジットカードでの利用額が10万円以上、または携帯電話・PHS・電気のご利用代金を本クレジットカードでお支払いいただくことにより無料となります。

　本提携により、JCBが本体発行契約を締結する金融機関は、スルガ銀行・福岡銀行・千葉銀行・広島銀行・新銀行東京・佐賀銀行・常陽銀行・中国銀行・静岡銀行・北洋銀行・山口銀行・第四銀行・秋田銀行・群馬銀行・京都銀行・東邦銀行・ゆうちょ銀行に続き、カード業界最多の18行目となります。