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JCB、デジタルハリウッド大学大学院と共同で、新たなネット社会に向けて、産学協同で研究面、実業面からの研究開始

 
株式会社ジェーシービー
デジタルハリウッド株式会社
2008年2月15日

  株式会社ジェーシービー(以下:JCB)は、日本初の株式会社による専門職大学院、デジタルハリウッド大学大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社(以下:デジタルハリウッド大学大学院)と共同で、ネット社会向け決済ソリューションの技術・商品の開発・研究を目的とした産学協同の情報交換セッションを2008年2月27日より実施いたします。
  なお、今回のセッションでは「ストーリーマーケティング理論」などでデジタルハリウッド大学大学院の代表的な研究室を開設している山本和夫教授(※)が担当します。

  昨今、インターネットの普及とブロードバンド技術の浸透により、ネット社会における新しい技術やコミュニケーションの手法が次々に現れており、SNSなどをはじめとする新しいコミュニティ(CGM※)は人口の1割とも言われる参加者を集めています。また、最近ではインターネット上の3D仮想空間「セカンドライフ」が多くの企業の注目を集め、既に数多くの一流企業がセカンドライフ内でバーチャルオフィスを開設するなど、PR活動、営業活動を開始しています。
  また、既に広く普及しているインターネットショッピング分野では、世界的規模で流通事業を営む企業も生まれており、ネット社会の拡大はこれまでのビジネス・決済ソリューションに確実に影響を与えています。同時にクロスメディアによるマーケティング手法も導入されはじめました。

  このたびJCBでは、こういったネット社会の急速な拡大と変化を踏まえ、その最新動向の把握と、新しいネット社会向け決済ソリューションの開発と研究を進めるため、デジタルコンテンツ分野において最先端の研究をおこなっているデジタルハリウッド大学大学院と共同で、産学協同でネット社会の方向性に研究面と実業面からアプローチする情報交換セッションを実施いたします。
  本セッションでは、デジタルハリウッド大学大学院の学生と教授、JCBの実務担当者が、テーマに合わせて参加し、ネット社会の新しい技術にあわせたデジタルコンテンツの生成と決済ソリューションの可能性を研究いたします。

  今回の提携およびセッションの実施により、JCBはデジタル技術の習得を図り、新たな顧客チャネルの開拓とネット社会向け決済ソリューションの研究を進めます。デジタルハリウッド大学大学院は、デジタルコンテンツ分野における決済ビジネスの研究と、その応用手法の習得、大学院生スキルの実技応用を図ります。

  今後、両社は共同で「ネット社会における新ビジネスコンテスト」「デジタル技術を利用したカードソリューション展覧会」などを企画していく予定もあり、今までのクレジット業界に対するイメージの改革にも取り組んで行きます。
  同時にクレジット業界での新たなかつ個性的なスキルを持つ人財確保という面から、相互留学制度の検討も始めます。日々発展し業態を変革しつつある当業界で、日本発唯一の国際ブランドとして新たな業界人の育成に寄与して行く予定です。

■ デジタルハリウッド大学大学院とは
  2003年10月1日、構造改革特別区域法の中でも非常に関心の高いテーマとなっている、「大学院等を含む学校の株式会社による設置」について、千代田区および大阪市から内閣府に対して、正式に構造改革特別区域計画認定申請書の提出が行なわれ、同年10月31日、「デジタルハリウッド大学院大学」を文部科学省へ設置認可を申請。
  2004年2月16日、文部科学省による専門職大学院として認可、同年4月に株式会社立第1号となる「デジタルハリウッド大学院大学(専門職)」を開学。東京本キャンパス/大阪サテライトキャンパスがある。
  大学院コンセプトは、IT(ネット)業界とコンテンツ業界を跨って複合的なサービスやコンテンツを生み出せる人材を育成する大学院であること。
  放送、新聞、出版、音楽、ゲーム・・・、クロスメディアを自在に操り、すべての産業界を巻き込んでプロジェクトを遂行する。そんな新しい力を持つプロデューサー、ディレクター、そして起業家を育成する教育機関。

■ 山本和夫教授の経歴(※)
  1979年~99年読売テレビ放送(株)勤務。TVドラマのプロデューサー・演出を担当し、1996年よりチーフプロデューサーに。読売テレビでの主な作品は「悪女(わる)」「オンリーユー・愛されて」「ストーカー逃げ切れぬ愛」「心療内科医・涼子」「冷たい月」「奇跡の人」など。読売テレビ退社後、2000年ドラマデザイン社設立、2004年4月 デジタルハリウッド大学大学院教授に就任、2005年9月デジタルハリウッド大学大学院とドラマデザイン社の共同研究室として「ストーリーマーケティング研究室」を設立。「現在TBSで放送中の連続ドラマ「だいすき!!」をプロデュース」。

■ CGM(Consumer Generated Media)とは(※)
  CGMとはインターネットなどを活用して消費者が内容を生成していくメディア。かつての消費者は文字通り企業から提供される商品やサービスを金銭で消費するだけの存在であったが、市場が成熟していくにつれ、消費者でも確かで肥えた目を持つ消費者が生産者並の知識を持ち始めたことに由来する。このようなオピニオンリーダー的な一部の洗練された消費者を生産消費者と呼ぶこともある。個人の情報発信をデータベース化、メディア化したWebサイトを指す。商品・サービスに関する情報を交換するものから、単に日常の出来事をつづったものまでさまざまなものがある。
  クチコミサイト、Q&Aコミュニティ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、ブログポータル、BBSポータル、COI(Community Of interest)サイト等がこれにあたる。Viral的広がり(爆発的な口コミ)を持つ事もある。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


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