日本発唯一の国際クレジットカードブランド運営主体である株式会社ジェーシービー(以下:JCB)の海外業務を行う子会社、株式会社ジェーシービー・インターナショナル(以下:JCBI)は、香港大手銀行の東亞銀行(The Bank of East Asia,Limited、以下:東亞銀行)とJCBブランドの現地カード発行に関して提携し、2007年7月25日より「東亞銀行JCBプラチナカード」(「BEA JCB PLATINUM Card」)の発行を開始いたしました。
香港から日本への渡航者数は既に年間約60万人(出典:香港出入国管理局)に達し、香港の多くの若者の間で、日本のファッション、グルメ、テレビドラマ、アニメなど、様々な日本文化が流行しており、香港と日本のビジネス・文化の交流は、今後ますます活発になっていくことが予測されております。
JCBおよびJCBIは、1981年、海外でのJCB加盟店第一号を香港にて獲得したことを皮切りに、日本のカード会社として唯一、独自の国際ブランド展開を開始いたしました。その後、世界各地における加盟店業務の拡充を進める一方、1985年には、同じく香港において日本国外では初となるJCBの現地発行が、香港上海銀行(The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited)との提携により実現するなど、香港はJCBブランドの国際展開の起点となっておりました。
このたび、香港においてJCBブランド初となるプラチナカード「東亞銀行JCBプラチナカード」の発行を開始した東亞銀行は、中国、東南アジア、北米などにも営業網をもち、クレジットカード事業を積極的に推進する、香港の大手銀行です。
「東亞銀行JCBプラチナカード」の発行は、自社カードにJCBブランドを付与することで日本に興味のある若者をターゲットとし、独自の付加価値と顧客利便性の向上を図りたい東亞銀行と、海外での現地カード発行事業の強化によるJCBブランドの推進を図りたいJCBの意向が一致し、実現したものです。
なお、本提携により、香港在住者向けJCBカードの発行先は、香港上海銀行、恒生銀行(Hang Seng Bank Limited)、イオンクレジットサービス(アジア)(AEON Credit Service (Asia) Co., Ltd.)、永亨銀行(Wing Hang Bank, Ltd.)に、東亞銀行を加えて5社に拡充されます。