株式会社ジェーシービー（以下JCB）は、株式会社北洋銀行（以下北洋銀行）と、JCBのFC社としてカード業務のフランチャイズ契約を銀行本体発行形態で締結、2006年3月23日（木）より、同行でのJCBカードの募集を開始いたします。

　近年、金融機関が販売する商品の多様化が進むなか、地銀各行ではクレジットカードの保有する顧客情報を活用した銀行商品の販売力強化に着目し始めています。また、銀行本体での発行をおこなうことでクレジットカードからの収入を自らの収益源として取り込め、顧客向けサービスの一層の充実を図ることが可能になります。
　北洋銀行は、これまで地域に密着した金融機関としてリテール業務に注力し、独自の金融商品やサービスを積極的に提供してまいりました。同行では日本で唯一の国際クレジットカードブランドとして世界の主要32都市に設置した会員専用サービス窓口「JCBプラザ」、汎用非接触IC決済サービス「QUICPay（クイックペイ）」等のきめ細かなオリジナルサービスを提供するとともに、会員向け情報紙「JCB NEWS ユニ・クリップ」のオンデマンド対応等でマーケティングノウハウに長けたJCBブランドを推進することが、同行のリテール戦略強化に繋がると判断、同行の強力な地域密着ネットワークを通じた新たな募集チャネルの構築により優良顧客の募集強化を図りたいJCBとの意向が一致したため、今回の提携にいたりました。
　
　北洋銀行では、2006年3月23日（木）からJCBカードの募集を開始、キャッシュ&クレジット一体型ICカード「clover（クロバー）」を発行いたします。発行券種は、一般カード、ゴールドカードの2券種をご用意いたしました。初年度年会費無料、次年度以降の年会費については前年1年間の本クレジットカードでのショッピングのご利用10万円以上、または携帯電話・PHSのご利用代金を本クレジットカードでお支払いいただくと無料になるなど、お得な特典を提供いたします。また、銀行お取り引きに応じて付与されるポイントとクレジットカードのご利用金額に応じたポイント（JCB「Oki Dokiポイントプログラム」）の合算ができる「cloverポイントサービス」を提供いたします。

　なお、JCBは地銀各行との関係強化を図っており、JCBが本体発行契約を締結をした金融機関は、スルガ銀行・福岡銀行・千葉銀行・広島銀行・新銀行東京・佐賀銀行・常陽銀行・中国銀行・静岡銀行に続き、今般の北洋銀行で10行目となり、カード業界最多となります。