ブランド事業
国内外のパートナーと連携し、JCBならではのサービスを提供
日本発唯一の
国際カードブランドJCBJCBは、1981年に日本発唯一の国際カードブランドとして海外展開を開始しました。以来、世界中の大手金融機関だけでなく、ローカル決済ネットワークや他の国際決済ブランドとの提携により、さまざまな分野で安心して利用できる加盟店網の構築に注力しています。
また、JCBは海外の金融機関や決済ネットワーク運営会社と提携し、現地在住のお客様へのカード発行を推進しています。現在JCBカードはアジア地域を中心に、1億5,600万会員以上にご利用いただいています。
海外へ渡航される国内のJCBカード会員の方はもちろん、現地のJCBカード会員の方が日常生活で利用可能な環境をより一層整備していくとともに、地域の特性やパートナーのニーズに柔軟に対応した高品質なサービスを提供することで、今後も世界でJCBカードの発行を拡大していきます。
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フィリピンで25年ぶり3行目の立ち上げとなる大手商業銀行East West Banking Corporationとの新規発行セレモニー
- 2)
JCBプラザ ラウンジ・グアムをリニューアルオープン
- 3)
インドのRuPayネットワーク運営会社National Payments Corporation of Indiaとのインド発行JCBカード100万枚到達セレモニー
日本国内での
ブランドライセンス事業日本国内のカード会社や金融機関などへJCBカード発行に関するブランドライセンス事業を展開しています。流通系や交通系、信販系などの特徴の異なる幅広いカード発行会社のニーズにあわせたプロダクト開発を行い、柔軟なソリューションの提供に取り組んでいます。
JCBブランドの
ビジネスモデル (日本国内)カード決済に関わる
主な当事者について国際ブランドのカード決済に関わる主な当事者は、「消費者(カード会員)」「カード発行会社(イシュア)」「カード加盟店」「加盟店契約会社(アクワイアラ)」「カードブランド」の5つです。
アクワイアラの主な役割は加盟店の開拓・管理であり、セキュリティ対策や決済ネットワークの維持、加盟店の売上促進支援等を担っています。イシュアの主な役割はクレジットカードの発行であり、不正利用対策やカード会員に対する優待・ポイント等の各種サービスの開発・提供等を行っています。
カードブランドは世界中でカード決済ができるインフラ・ネットワークを保有しており、ネットワークの使用ライセンスを世界中のカード会社に供与しています。
日本国内における
加盟店手数料の配分について加盟店からアクワイアラに支払われる加盟店手数料は、このような仕組みやサービスを維持・提供するためにイシュアとアクワイアラ間で配分されております。その配分率は概ねイシュア「3」:アクワイアラ「1」の割合であり、イシュアへの配分が標準料率など固定料率で定められているものではありません。
なお、カードブランドとしてのJCBは、加盟店手数料から収益を得ていません。
旅行関連を中心とした
幅広いブランドサービスを提供高品質できめ細やかな、JCBならではのブランドサービスを提供しています。また、充実した海外ネットワークを活かし、旅行やビジネスで海外に渡航されるお客様をサポートします。
世界に広がるJCB PLAZA
海外に設置されたJCB会員用サービス窓口「JCB PLAZA」。お客様の満足度向上を目指し、現地の観光情報のご案内およびJCB加盟店のご予約など、さまざまなサービスを日本語で提供しています。
そのうち、ホノルル、グアムなど一部主要都市には「JCBプラザ ラウンジ」を設置しており、「JCBプラザ」のベーシックサービスに加え、ラウンジ独自のサービスとして、お荷物の当日中一時預かりサービス(貴重品など一部除く)等を無料で提供しています。
JCBプラザ ラウンジ・
ホノルル
海外旅行を
さまざまなツールでサポート現地情報やJCBカードのご利用で優待が受けられる店舗情報など、お客様の快適な海外旅行をサポートする情報をさまざまなツールで発信しています。
ウェブサイト「たびらば(旅LOVER)」では、おトクな優待情報の検索ができるほか、現地スタッフが発信している最新情報やお役立ち情報も見られます。また、スマートフォンアプリ「JCB海外優待 たびらば」「JCBハワイガイド」なら、優待情報のほかにも、各エリアのおトクな情報や、チップ計算機能や簡単な会話集など、現地で使える便利な機能も搭載されています。
【ウェブサイト】たびらば(旅LOVER)
【アプリ】JCB海外優待 たびらば
【アプリ】JCBハワイガイド
ハワイ/ワイキキトロリー(ピンクライン)の乗車賃無料
ハワイ「ワイキキトロリー」(ピンクライン)
JCBカード会員の方は、ホノルル(ハワイ)の主要交通機関「ワイキキトロリー」(ピンクライン)の乗車賃が無料になります。
キャンペーン期間:2022年4月1日(金)~2025年3月31日(月)
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本ページ掲載のキャンペーン実施期間以降も、継続してキャンペーンを実施する場合があります。
LINEを活用した新たなコミュニケーション
いつでも・どこでも、JCBが提供する価値ある情報をお届けします。
JCB LINE公式アカウント
JCB LINE公式アカウントを通じて、最新のキャンペーン情報など、おトクで便利な情報を発信します。
また、メニューボタンから、いつでも気軽にキャンペーン情報やサービス情報を検索できます。
さらに、海外の現地スタッフへの「オンライン相談サービス」や「AIグルメ予約」など、便利なサービスを提供しています。
JCB海外会員向けのさまざまなサービス
JCBカードはアジアを中心に3,200万以上の海外会員に利用いただいています。JCB海外会員に日本でのショッピング・観光をより快適に楽しんでいただくため、さまざまなサービスを提供しています。
JCB Japan Guide
JCB海外会員向けの無料スマートフォンアプリです。日本の優待情報をはじめ、旅行に関連したさまざまなお役立ち情報を、英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・タイ語で配信しています。
JCB GLOBAL WiFi
日本に渡航するJCB海外会員向けに、ポケットWi-Fiレンタルサービスを優待価格で提供しています。
その他優待サービス
観光名所の入場料割引や、観光ツアー・レジャーの優待、各種ショッピングの割引など、全国各地でさまざまな優待を提供しています。
「安全」「安心」な
決済環境を提供JCBは利便性の追求や決済市場の拡大に伴い、お客様がJCBカードをより「安全」「安心」に利用できる環境を整備しています。
本人認証サービス
「J/Secure™」イメージ
「J/Secure™」とは、さまざまな場面において利用される本人認証サービスです。オンラインショッピングなどでの不正利用を防ぐため、JCBカードを利用する際、必要に応じてパスワードの入力を要求したり、認証の過程で会員のデバイス情報などの追加情報を利用して本人認証を行い、安全な取引を実現します。オンラインショッピング市場のセキュリティー向上のため、安心してJCBカードを利用できる環境づくりに取り組んでいます。
ICカードの世界標準
「EMV®」に準拠した 「J/Smart™」イメージ
JCBはICカード取引における世界標準「EMV®」に準拠した、接触及び非接触取引カードのアプリケーション「J/Smart TM」を搭載したカードを発行しています。
安全で安心できる高度なセキュリティの決済環境を保持するため、JCBは2004年より「EMVCo」へ出資・参画し、他の国際ペイメントブランドと共にグローバルなICインフラや認証方式の拡大に取り組んでいます。
- ※
EMVは米国およびその他の国・地域における登録商標です。
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EMVの商標は、EMVCoが所有しています。
グローバルセキュリティー基準
「PCI DSS」
「PCI DSS」(※1)とは、ペイメントカードデータを安全に取り扱うことを目的として、PCISSC(※2)が策定したペイメント業界のグローバルなセキュリティー基準です。
JCBは、安全で安心なカードサービスをお客様に提供するために、PCISSCに出資・参画し、セキュリティー基準の向上・普及に積極的に取り組んでいます。
- ※1
Payment Card Industry Data Security Standardの略
- ※2
PCISSCとはPayment Card Industry Security Standards Councilの略。JCBを含む国際ペイメントブランド5社で設立したペイメントセキュリティー向上を目的としたグローバルな協議会。
非接触決済で
生活をより便利にJCBは決済インフラの充実・拡大に積極的に取り組んでいます。また、非接触決済など先端技術の開発・推進にも取り組んでいます。
JCBのタッチ決済(JCBコンタクトレス)
イメージ
ICカードの世界標準「EMV®」および近距離通信の国際標準規格に準拠したJCBブランドの非接触決済です。カード・モバイルどちらの発行形態にも対応します。2007年の台湾での導入を皮切りに、日本を含め、世界各国で導入中。一定金額までは本人確認なしでスピーディーに決済が可能です。
国内決済市場で展開する
「QUICPay(クイックペイ)TM」
非接触決済プロダクトQUICPayは、かざして、簡単、便利でスピーディーな非接触決済プロダクトとして展開しています。
2016年には「QUICPay+(クイックペイプラス)TM」をリリースし、高額なお買い物や、プリペイドカード・デビットカードにも対応できるようになりました。QUICPayに対応しているカード発行会社は184社以上(2023年3月時点)となり、使えるお店も大手コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストア・薬局等の日常使いから、飲食、商業施設、タクシー等さまざまな業種に拡大しています。スマートフォンやキーホルダー型等、形状にとらわれない展開を通じて、お財布を出さずにお買い物ができる便利な決済環境の拡大に取り組んでいます。
QUICPay
カードスマートフォン
※画像はイメージです。
モバイル時代に対応した各種決済プロダクトの開発
時代に適したJCBのモバイル決済サービスを支える、安全安心のプロダクトの開発を継続していきます。
Apple Pay、Google Pay(TM) への対応
イメージ
iPhone(※1)および Android(TM) スマートフォン(※2)にお持ちのカードを設定いただくことで、Apple PayではQUICPayとJCBのタッチ決済(JCBコンタクトレス)、Google Pay ではQUICPayが即時に利用できます。幅広いお客様に安心して利用いただける便利で安全な決済サービスを提供しています。
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Apple Payを利用するにはiOS 12.5.2以降が必要です。
Apple Payに対応しているデバイスについては https://support.apple.com/ja-jp/HT208531 をご覧ください。 - ※
Apple Pay、iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
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iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
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Google Pay のご利用には、Google ウォレット(TM) アプリのダウンロードが必要になります。
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Google ウォレット は Android 7.0 以降かつFeliCa搭載端末おサイフケータイ(R) アプリ 9.0.0以上で利用できます。
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「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
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Android、Google Pay、Google ウォレット は Google LLC の商標です。
QR/バーコード対応スキーム
JCBブランドとしてのQR/バーコード対応
コード決済事業者と店舗をつなぐ日本国内での決済スキーム
近年、世界的に活用シーンが拡大しているQR/バーコード決済(以下、コード決済とする)へJCBも対応しています。
東南アジア諸国等ではコード決済のニーズが高く、JCBブランドとしてベトナム・台湾でQRコード(※1)を読み取る方式の決済スキームを提供開始しました。
また日本においては、2019年度から「Smart Code™」の提供を開始。決済情報処理センターの提供や加盟店契約の一本化を行い、事業者や店舗の負荷軽減、また消費者にとって安心な決済を実現する決済スキームです。
現在24社のイシュアが参加しています(2023年4月末時点)。
今後、さまざまな企業と提携し、日本国内でのキャッシュレス決済の拡大に貢献する取り組みを行っていきます。
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「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。